サラセニアの花
2016年03月24日
サラセニア(サラセニア科、北アメリア)の花が咲きました。
ハエトリソウやウツボカズラと並んで、食虫植物として人気の高いサラセニアですが、花の愛好家もかなりいらっしゃるようです。添付写真のとおり、花は、かなりユニークで、色々な色の花があります。
花の中心に球体があります。球体には狭い入口があり、中は空洞で、雄しべと雌しべが入っています。この球体と雄しべ・雌しべの構造もかなりユニークです。虫たちを使って、確実に受粉させるための構造で、球体は何のためにあるのか、入口は何故狭いのか等々説明するといいのですが、写真付きで解説しないと分かりにくいので、別の機会にします。
補虫葉の仕組みといい、花の構造といい、本当に食虫植物達には感心させられます。
受粉のお手伝いをさせられた挙句に、食べられてしまう虫たちの心境はいかに?(D)
食虫植物コーナー。ラン室入口近く左手にあります。
サラセニアの花。
蕾です。