凹み彫刻をつくろう
2016年02月04日
第26回UBEビエンナーレ出品作家、谷口顕一郎さんの彫刻授業、「凹み彫刻をつくろう」の第1回目の授業がはじまりました。
見初小学校の5年生と一緒に、自分の好きな国の凹み彫刻を制作します。
谷口さんは現在ベルリン在住なので、残念ながら授業自体には参加できません。今日は、谷口さんから送られてきた、気持ちのこもったビデオレターを子供たちと一緒に鑑賞しました。
ビデオレターでは、道路にあるひびや、机についている小さな傷など、身近にある何でもない凹みのもつ形の面白さや、UBEビエンナーレに出品した「宇部市のための凹みスタディ」での制作工程などが紹介されました。
ドイツ・ベルリンからのビデオレターに、子供たちもワクワクしてくれたと思います。
今日の授業では、子供たちが事前に選んでいた好きな国の衛星画像から、これぞ!と思う凹みを探しました。山や川、広大な湖や畑、不思議な街並みなど、みんな思い思いの凹みを見つけて、線で囲んでいきました。
次の授業では、衛星写真をプリントアウトし、細かい凹みまで縁取りして、作品のもとになる一枚の凹みの板を制作します。
授業スタート。簡単に凹み彫刻について説明します。
ドイツから届いた、谷口さんからのビデオレター。
タブレットを活用して、自分なりの凹みを探しました。