パピルスの花
2016年01月18日
熱帯植物室のパピルス(カヤツリグサ科、北~中部アフリカ)が開花しています。
学校で、「古代エジプトの世界最初の紙の材料」みたいな感じで習ったあの植物です。
茎の切り口が三角形です。つまり茎が三つの平面でできているのです。古代エジプトでは、この平面をスライスし、三つ組のように編んで、広い紙状にして使っていたのですね。
パピルスの花は、添付写真のとおり、派手な熱帯植物の花の中にあって、かなり地味です。
時々、ブログにでも書かない限り、ほとんど話題になりません。
パピルスは、熱帯植物室の滝の水が落ちる池の中と、展望デッキにあります。近くを通りかかったら、ちょっと上を見てくださいね。(D)
パピルスは、滝の水の落ちる池の中と、その上の展望デッキに展示してあります。
かなり背が高いので、先端の花は、なかなか目につきません。
穂先の先端にある小さなクリーム色のかたまりが花です。