ビヨウタコノキ開花!
2015年10月10日
ビヨウタコノキ(タコノキ科、マダガスカル原産)が開花しました。
花と言っても、添付写真のとおり、かなり奇妙な姿(穂状花序)をしています。穂状花序の中から白い花びら出ています。高くて触れることができませんが、この花序に触ると、花序からたくさんの花粉が舞い散るそうです。
結実すれば、パイナップルのような実(食用にはならない)が付きますが、当館のビヨウタコノキには実は付きません。ビヨウタコノキは雌雄別株で、当館のは雄株です。
「ビヨウと言う名前は漢字で書けば「美容」となりますが、この木がタコノキ科の中で一番美しいと言うのが、由来です。舞い散る花粉から白粉(おしろい)を連想するからだという説もあります。
ビヨウタコノキは、熱帯植物室のブーゲンビレアのアーチを抜けて右手、インドボダイジュの木の近くにあります。(D)
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