新しい多肉植物
2015年09月24日
サボテン室に、最近展示が始まった新しいサボテンや多肉植物の一部をご紹介します。
これらは今年の5月末に寄贈いただいた約1、000株の一部です。
今日は「大正キリン(タイショウキリン、モロッコ)」「紅彩閣(コウサイカク、南アフリカ)」「紅キリン(ベニキリン、南アフリカ)」の三つ。
何れもトウダイグサ科の多肉植物です。サボテン室内のトウダイグサ科の代表的なものには花キリンがあります。花キリンは、鋭いトゲがありますので、よくサボテンと間違われます。花キリンは、サボテンではありませんので、サボテン特有の刺座は無く、かつ刺座がないことがよくわかる植物なので、サボテンと多肉植物の見分け方を説明する時によく利用します。
今日ご紹介する多肉植物もサボテンと見分けがつきにくいですね。特に大正キリンと紅彩閣など、柱サボテンにしか見えないのですが、サボテンではないのです。
何れも、窓のある植物コーナーの奥にあります。(D)
大正キリン(タイショウキリン)。一見すると小さな柱サボテンですが、トウダイグサ科のサボテン以外の多肉植物なのです。
紅彩閣(コウサイカク)。これも痩せた柱サボテンに見えます。もし、サボテン科と表示しても、よほどの専門家でない限り、誰も疑わないでしょうね。
紅キリン(ベニキリン)。今日の3点の中では、「どう見てもサボテン」と思うほどではないトウダイグサ科の植物ですね。とっても可愛いですよ。