実りの秋の気配
2015年09月16日
先日までの夏の暑さが嘘のように、朝夕めっきり涼しくなってきました。
こんな季節を待っていたかのように、熱帯植物室の果物コーナーにはたくさんの果物が実を付けてきました。
特に、バンジロウが今年も豊作です。
「キミノバンジロウ(黄実の蕃石榴、ブラジル)」「オオミバンジロウ(大実蕃石榴、別名グァバ、熱帯アメリカ)」「ブラジルバンジロウ(ブラジル蕃石榴、熱帯~亜熱帯アメリカ・西インド諸島」、それぞれしっかりと実を付けています。「テリハバンジロウ(照葉蕃石榴、南アメリカ)」も、先日までたくさん実を付けていました。
以前にもこのブログで書いていますが、蕃は異国のことで、石榴は、ザクロのことです。
熱帯植物室に入ると、甘~い匂いが部屋一杯に漂っています。熟れたオオミバンジロウの匂いです。美味しそうな匂いですが、あまり美味しくはありません。匂いだけでも充分有難い果物ですね。
近くで、バナナも順調に巨大化し、パパイアヤもどんどん大きくなってきました。
他にも、コーヒーノキ・クロガキ・トゲバンレイシ・アセローラ・バンレイシ・アメダマノキ・レンブ・パキラ等が実を付けています。
温室の中も外も、実りの秋の気配です。(D)
オオミバンジロウ
キミノバンジロウ
ブラジルバンジロウ