引力に負けるな! ニュートンのリンゴ
2015年08月01日
「ニュートンのリンゴの木」のリンゴが、少しずつ大きくなり、赤く色ずんできました。
もっと真っ赤になって、リンゴの木らしくならないものかと毎年思うのですが、この頃から、少し強い雨風になると落っこちてしまいます。
「ニュートンのリンゴの木」は、1994年に小石川植物園(東京大学大学院理学系研究科附属植物園)から枝分けしていただき、ときわミュージアムで接ぎ木をして育てたものです。アイザック・ニュートンがこの木のリンゴが落下するのを見て、「万有引力の法則」のヒントを得たという逸話のある木です。その分身が、接ぎ木によって海外にも贈られ、ときわミュージアムでも見ることができるわけです。
そんなわけで、ある意味、落ちてなんぼのリンゴなのですが、実はこのリンゴが自然に落下するのを一度も見た事がありません。もっとも、私が、落ちるのを見ても「もったいないなあ~」と思うだけで、他には何にも思い浮かばないとは思いますが・・・。(D)
ニュートンのリンゴの木。ミュージアム本館玄関横にあります。
だんだん赤くなってきました。
少し強い風が吹くと、落っこちてしまいます。