6月のミュージアムガーデン(2)
2015年06月18日
日曜日のしょうぶまつりにはたくさんのお客様にお越しいただきました。ありがとうございました。まつりは終わりましたが、今しばらくたくさんのしょうぶが咲いていますので、またお越しくださいね。
ミュージアムガーデンから、本日はキボウシ(キジカクシ科、日本原産)、クガイソウ(オオバコ科、日本、中国)、サルビア・インディゴスパイア(シソ科、交雑種)をご紹介します。(D)
ギボウシです。ミュージアムが保有する五種類のギボウシの一つ。釣鐘状の花がうつむき加減に咲いているので、一瞬、近くで咲いているジギタリスと見間違えてしまいます。真っ白い清楚な美しい花なのですが、一般的には花より葉を楽しむ植物と言われています。強くて手がかからず、葉の色や形が豊富であることなどから、パーフェクトプランツとも呼ばれています。
クガイソウです。紫いろの長い花穂が特徴の花です。漢字で書けば「九蓋草」となります。「蓋」とは、笠を数える単位で、ちょうど9層位あることから九蓋草と呼ばれるようになりました。 国内に広く分布していると言われていますが、県内では、ミュージアム以外ではあまり見かけせん。
サルビア インゴスパイヤです。自然交雑で誕生した交雑種で、この時期から、11月頃まで断続的に咲き続けます。別名「ラベンダーセージ」とも呼ばれています。