「花の中の花」開花
2015年06月04日
フィリピンのタガログ語で「花の中の花」と言う意味の名前の花が開花しました。
アロマオイルで有名な「イランイランノキ(バンレイシ科、フィリピン・インド・マレーシア)」です。某高級香水の原料でもあります。
花の中の花と言われる割に、花は地味です。注意して見なければ、咲いていることすら気付きません。花の中の花と言われる所以は、その匂いでしょうね。
開花後、朝一番でこの木の近くに行くととても良い匂いがします。
ミュージアムのイランイランノキの高さは2m位ですが、原生地では平均12m位になるようです。木が大きければ花も沢山咲くと思いますので、あたり一面が甘~い匂いに包まれているのでしょうね。
以前、フィリピンに行ったことがありますが、その頃、この木のことを知らなかったので、原生地で、その匂いを楽しむ経験をしていません。今思えば、とても残念です。
せめて、ミュージアムで、朝一で楽しんでいます。
イランイランノキは、熱帯植物室出口近くにあります。(D)
イランイランノキは、熱帯植物室出口に向かって左にあります。
イランイランノキの花です。
蕾です。たくさん付いています。