クロガキ・トゲバンレイシを近くで見ることができるようになりました
2015年02月18日
熱帯植物室でクロガキとトゲバンレイシの実がなっています。
何れも、少し奥まったところにありましたので、石を敷いて近くまで行って見れるようにしました。
ぜひそばまで行ってみて下さいね。(D)
*トゲバンレイシ:バンレイシ科 西インド諸島
*クロガキ:カキノキ科 台湾、フィリピン
滝の横に進入路をつくりました。トゲバンレイシやクロガキの近くまで行けます。
トゲバンレイシ。トゲバンレイシは、サワーソップ(Soursop)とも呼ばれています。食用・薬用等で利用されています。
クロガキ。世界で500種類あると言われるカキノキですが、その内約200種類がアジアにあります。日本の柿は、黒船で有名なペリー提督に同行していた植物学者ジェームズ・モローによりアメリカに持ち帰られました。ペリー来航は日本の開国だけではなく、研究用の植物を採取することも目的の一つにあったからです。 その後、アメリカからヨーロッパに広がり、日本からの外来語としてカキと呼ばれています。 寿司もそうですが、日本固有のものの名前が、海外で、外来語としてそのまま使われるのは何故か嬉しいですね。