その後のサイザルアサ
2014年12月10日
今年の5月3日(土)~6月16日(月)の間、数十年ぶりにサイザルアサが開花しました。
この間、二万人を超えるお客様がサイザルアサの花をご覧になりました。
花が終わって半年たちますが、その後のサイザルアサの様子をお知らせします。
株は、しばらくして枯れました。
本来倒れてしまうところですが、ときわミュージアムでは花が終わった後の様子を観察するため、支えをして、引き続き直立させています。
すると、添付の写真のように花のあとに羽子板の羽のようなものが出てきました。これが何なのか、文献やインターネットで調べてみてもよくわかりません。ただ今調査中です。
花は不稔性の為、受粉しません。よってこれは不定芽と思われますが、定かではありません。羽子板の羽のようなこの部分は、毎日少しずつ落ちてきます。よく見ると羽の付け根部分から根らしいものが出ています。これを植えたら育ちそうなので、鉢に植えました。
もし、順調に根がついたら・・・。
今、とても楽しいことを考えています。お楽しみに。(D)
株は枯れていますが、引き続き直立させています。
花が咲いていたところから、羽子板の羽のようなものが出てきました。毎日少しづつ落下します。
この部分を現在鉢に植えています。うまくいけば、鉢植えのサイザルアサができます。