早起きは三文の徳???
2014年09月11日
盆が近づくと、大学生の息子が一時帰郷します。
帰ってくると、学園生活や将来のことをよく話し合います。
のみならず、酒の肴に様々なテーマで議論します。
今回のテーマの一つが、一か月前にもこのブログで別の担当者(N)が書いていた「早起きは三文の徳」でした。
この言葉は、「早起きをすれば、何かいいことがあるものだよ」という、早起きの勧めを解いたことわざだと思っていたのですが、息子は「早起きは三文の徳」にしかならないので、しないほうが良いという意味だよと、言ってきたのです。
その場で、それを聞いていた者全員、だれもそれに反論できませんでした。
このことわざが、「こつこつと、三文を積み立てれば、大きな額になっていく」と考えるのか、「三文の為に早起きすることは無駄」と考えるのか、個々に判断をゆだね、結局は「ものになるかならないかは本人次第」という教訓の意味があることを、恥ずかしながら誰も知らなかったのです。
息子に挑まれた議論でしたが、戦わずして完敗でした。
その解釈ゆえか、昼と夜が完全に逆転していた息子でした。
熱帯植物室では、ただいま「バンレイシ」が実を付けています。
お釈迦様の頭に似ていることから、別名「シャカトウ」とも呼ばれています。
よく、似ていますよ。(D)
少々わかりにくいのですが、バンレイシの木です。滝の手前にあります。
バンレイシです。確かに、お釈迦様の頭によく似ていますね。