セミのガーデン
2014年08月07日
連日、空模様がスッキリしません。
一昨日は、激しい雨。
週末には、台風もやって来そうです。
雨が上がって晴れれば、きっと真夏日。
今度はうだるような暑さとの戦いです。
本当に、日本の夏は大変ですね。
昨日は、雨が降っていなかったので、ミュージアムガーデンに行ってみました。
ガーデン一帯は、セミ達の泣き声が、まるで激しい集中豪雨のように響き渡っていました。
近付けば、鼓膜の振動がわかるほどでした。
そこで、何故か一句詠みたくなりました。
「花もさぞ うるさかろうに 叫ぶセミ」
小学校だったか中学校だったか、授業中に一句詠まされて以来、人生で二つめの俳句でした。
こんな下手な句でも詠んでみようかと思うほど、うるさいセミ達の声でした。
そんなセミ達のガーデンに咲いていた花から、今日は「センニンソウ」と「オミナエシ(女郎花)」をご紹介します。(D)
【センニンソウ】Clematis terniflora
学 名:Clematis terniflora
分 類:キンポウゲ科 センニンソウ属
自生地:日本各地に自生
【オミナエシ(女郎花)】
学 名 :Patrinia scabiosifolia
分 類 :オミナエシ科 オミナエシ属
原産地:中国~東シベリア、日本
センニンソウです。ツル性の多年草です。真っ白い4弁花がきれいです。日本では、ともすれば雑草扱いされますが、ヨーロッパでは、よくガーデニングで利用されます。センニンソウは、花が終ったあとの実の先端についた白い羽毛状のものが、仙人のひげに似ていることから、このような名前が付いています。
オミナエシ(女郎花)です。8~9月まで、長い期間、花が咲きます。秋の七草の一つです。「オミナ」は、「女」のこと、「エシ」は「圧」のこと。美女を圧倒する美しい花という意味とのことです。
子どもの頃は、この姿を見ると捕まえたくなったものです。