松明のような花、トーチジンジャーが咲いています
2014年06月25日
トーチジンジャーが咲いています。
1~1.5mの花茎の先端に球状花序を付け、燃えるようなピンクの花を咲かせています。
開花したトーチジンジャーは、正に名前のごとく、トーチ(松明)の様です。
葉茎は6~7mにもなり、先端で前後左右に垂れ下がり、結構大きなスペースを主張しています。
植物の花や葉の形や色には訳があると言われていますが、何故こんなに大きな葉を付けないと生きていけないのでしょうね。
花と言い、葉と言い、これも熱帯らしい植物です。
若い花序は野菜、果実は生食、種子は香辛料に利用されます。
トーチジンジャーは、熱帯植物室の出口近くで咲いています。(D)
【トーチジンジャー】
学 名:Nicolaia elatior
分 類:ショウガ科 エトリンゲラ属
原 産:セレベス、ジャワ
太い葉茎に囲まれて、花茎が伸びています。開花すると松明のようです。
鮮やかなピンクが炎のようです。
葉は6~7mにもなり、背の高いヤシに囲まれても、存在感では負けていません。