今年も咲きました。白いハイビスカス。
2014年06月22日
当館に二種類ある白いハイビスカスの内、ワイメアエが開花してきました。
ワイメアエは、ハワイ諸島にあるカウアイ島原産です。
ワイメアエ渓谷の上流から西部の海岸、北部の海岸にかけて生えています。
ハイビスカスとしては珍しく、ほのかに香りもあります。
通常、流通しているカラフルなハイビスカスは主には園芸種なのですが、このワイメアエは原種。ハワイ系ハイビスカスの重要な交配親の一つでもあります。
気のせいでしょうか、以前からそれぞれの花の原種には、どこかしら気位や気品のようなものを感じています。
特に、この白いハイビスカスには、それを強く感じます。
ハイビスカスの花は短命ですが、蕾がたくさん付いていますので、しばらく楽しむことが出来ますよ。
白いハイビスカスは、熱帯植物室展望デッキにて咲いています。(D)
【ハイビスカス ワイメアエ】
学 名:Hibiscus waimeae
分 類:アオイ科 フヨウ属
原 産:ハワイ カウアイ島
ワイメアエは、鉢植えされています。蕾がたくさん付いています。
透明感もあり、何とも言えない魅力的な白です。他のどんな花と比較されても動じないような孤高の美しさを持っているような気がします。
ピンクや黄色の花がたくさん咲いている展望デッキの一角にワイメアエは咲いています。滝の音に、ワイメアエ渓谷を思い出しているかもしれませんね。