葉がバラの香り。ローズゼラニウムが咲いています。
2014年06月06日
ミュージアムガーデンでは約140種類の草花が植栽され、入れ替わり立ち替わり、季節の花々が咲いています。
「人の世界なら、あの人はいやだ、この人の傍がいいみたいな不平不満があるが、この植物達はどうなんだろう・・・?」
時々そんなことを考えながらガーデンの中を歩きますが、清々しく咲いている花達を見ていると、そんな心配などどこかに飛んでいきます。みんな仲が良いのでしょうね。
今日は、そんな清々しく咲いている花の中から、「ローズゼラニウム」「ビヨウヤナギ」「アカンサス モリス」をご紹介します。(D)
【ローズゼラニウム】
学 名 : Pelargonium graveolens
分 類 : フウロソウ科 ペラルゴニウム属
原産地 : 南アフリカ
【ビヨウヤナギ(和名)】
学 名 : Hypericum chinense
分 類 : オトギリソウ科 オトギリソウ属
原産地 : 中国
【アカンサス モリス】
学 名 : Acanthus mollis
分 類 : キツネノマゴ科 ハアザミ属
原産地 : 地中海沿岸 小アジア
ローズゼラニウムです。葉がバラの香りがします。人にとってはとっても良い香りなのに、蚊はこの香りが嫌いだそうです。それで「蚊嫌草」の別名があります。
ビヨウヤナギです。花びらが鮮やかで、突き出したたくさんの長い雄しべが特徴です。
アカンサス モリスです。アカンサスの葉は、ドーリア式、イオニア式と並ぶ古代ギリシャ時代の代表的建築様式コリント式の建築に、彫刻のモチーフとして用いられています。ギリシャの国花でもあります。