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地味な植物の地味な花達

2014年05月17日

 コチョウランやカトレアあるいはサボテンの花達が、温室内で華麗に咲いている傍らで、話題になることがほとんどない地味な植物の地味な花達が開花しています。

 一見しただけでは、花が咲いていることすらわかりません。
 目を近づけて、よーく見ると開花が確認出来ます。

 間違いなく、花が咲いていることを確認した瞬間、不思議な感動を覚えますよ。

 今日は、そんな地味な花達の中から「黒潮」「十二の巻」「サルオガセモドキ」をご紹介します。(D)

【十二の巻】
学 名 : Haworthia fasciata
分 類 : ユリ科 ハオルチア属
原産地 : 南アフリカ

【サルオガセモドキ】
学 名 : Tillandsia usneoides
分 類 : パイナップル科 チランジア属
原産地 : 東アメリカ他

【黒潮】
学 名 : Haworthia
分 類 : ユリ科 ハオルチア属
原産地 : 南アフリカ

十二の巻の花です。十二の巻は、サボテン室の岩の間にたくさん植えてあります。細長くとがった葉を放射線状に出しています。葉の間から細長い花茎を出して、先端に白と茶色のしま模様の花が咲いています。花茎は30㎝位も伸びていますので、一見して花が咲いているらしいことはわかるのですが、色合いが地味なので目が向きません。

サルオガセモドキです。  サルオガセモドキは、ラン室でたくさんぶら下がっていますが、枯れ草が引っ掛けられているとしか思われていないでしょうね。木に着生垂下し、土を必要としない為、根は退化しています。花は、3~5mm、色は黄緑色。全く目立ちません。朝方だけ良い香りを放つと言われていますが、花が小さすぎて少ないからでしょうか、匂いを感じたことがありません。温室内の園路沿いの木にもぶら下がっていますので花を探してみて下さいね。



黒潮です。 黒潮は、サボテン室の出口近くに展示されている多肉植物です。「窓」のある植物(肉厚な葉の先端部分が半透明になっており、そこから光を取り込み光合成をおこなっている)の一種です。30㎝位の花茎が数本伸び、その先端に、十二の巻の花とよく似た花が咲いています。これも地味なのであまり目が向きません。

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