「ちょこっと温室探検」の想定外の出来ごと
2014年04月23日
「ちょこっと温室探検」を始めて1年半になります。
この間、当初の想定外の出来事がたくさん起きています。
勿論、これほどのヒット企画になったことが最大の想定外ですが、
もう一つの大きな想定外は、色々な子ども達が登場してきたことです。
将来の進路として植物や環境を選ぶようになった子、トレーディングカードの植物を市立図書館に行ってさらに詳しく調べる子、夏休みの宿題として植物を研究する子、クイズを自分で作り始める子、学校生活などで悩み、温室に居場所を求める子、ただ学校の出来事を職員に話しに来る子、トレーディングカードを通じて新しい友達をつくる子・・・等々書ききれません。
先日は、「学校の家庭科の時間に作りました」と、6年生の男の子二人が植物をモチーフにしたキーフォルダーをプレゼントしてくれました。
職員の名前を知っている子がこれほどたくさんいる植物園も、全国的に珍しいでしょうね。
今日は、様々な想定外の内、自分だけのオリジナル植物カードを作り始めた子をご紹介します。
先日、開館直後、「こんなのを作りました」と、事務室に見せに来ました。
宇部市立新川小学校一年生の有吉遼君です。
小学校に入る前から、よく「ちょこっと温室探検」に参加していました。
温室内のほとんどの植物の名前を覚えています。生態や名前の由来を言える植物も沢山あります。素晴らしいですね。
見せてくれたファイルには、沢山のオリジナルカードが入れてありました。
一枚一枚のカードに、植物の絵と名前と、バトルポイントを色鉛筆で書きました。
自分だけのオリジナル植物図鑑でもありますね。
大人になった時に、きっと懐かしく思うでしょう。
20年、30年後に会ってみたいですね。 (D)
手作りの宝物です。
植物の特徴をとらえて、絵を描いています。その植物の名前と、バトルポイントに通し番号まで書いてあります。