散る桜の下で、新しい開花
2014年04月09日
ひらひらと散る桜を見ていると、ふと、和歌や俳句に想いを託したくなりますが、一言も頭に浮かばないのが切ないです。
ミュージアムガーデンにもたくさんの桜が咲いていましたが、少しずつ花びらが散り始めました。
その散った花びらの下で、素敵な花達の開花が続いています。
今日は、「ベニバナトキワマンサク」「アミガサユリ」「キイチゴ」をご紹介します。
ところで、先日ご紹介した「レディージェーン」と「ムスカリ」が、ミュージアムガーデンで満開となりました。
特に、レディージェーンがたくさん咲き揃った姿は本当に素晴らしいですよ。
と~ってもきれいです。是非、お越し下さい。 (D)
【ベニバナトキワマンサク】
・マンサク科トキワマンサク属
・Loropetalum chinense
・本州や九州の一部に自生
【アミガサユリ】
・ユリ科バイモ属
・F.verticillata
・原産は中国
【キイチゴ】
・バラ科キイチゴ属
・Rubus
・北半球を中心に広く分布
ベニバナトキワマンサクです。花はマンサクよりも大きく、花びらにはしわやねじれもありません。
アミガサユリです。薬草として使うときは、「バイモ」と呼ばれます。薬効としては、鎮咳、利尿、止血など。花びらの内側の模様が網目の様になっています
キイチゴです。野イチゴの様な形の、美味しい実がなります。