ウシノシタ再登場
2014年03月12日
一昨年の秋から昨年の春先まで、熱帯植物室出口付近を賑わせていたウシノシタが再登場しました。
この花は、開花・結実後に一代が終る一稔植物(初めての開花結実後、枯れ死する植物)で、昨年は開花後間もなく枯れてしまいました。
約一年ぶりの登場です。
今回は鉢植えで、ラン室入口近くです。
すでに、白と紫色の二種類の花が咲いています。
ウシノシタは、発芽した時に一枚の葉だけが大きくなって、その一枚の葉で一生を過ごす植物です。
その葉が「牛」の「舌」に似ていることから、この様な名前が付きました。
【ウシノシタ】
科 名 : イワタバコ科
学 名 : ストレプトカーパスウェンドランディ
原産地 : 南アフリカ
学名の「ストレプトカーパスウェンドランディ」は、「ねじれた果物」と言う意味です。
果実が、らせん状であることからこの学名になったようです。
それにしても、名前が「牛の舌」ではあまりにもかわいそう。
改名を求めているかもしれませんね。 (D)
ウシノシタです。大きな一枚の葉が、何ともユニークです。
一生涯を一枚の葉で過ごします。
花はとても可愛いですよ。