世界一小さいランの花??
2013年12月15日
先日、ときわミュージアム温室に小さな小さなランが仲間入りしました。
「プラティステル ステノスタチャ」です。ラン室の次の風除室にあります。
このランの花の直径は約2mm。日本国内で確認できる最も小さなランの花です。
世界一小さなランの花かもしれません。
一見しただけでは、花が咲いているかどうかわかりません。
よく見ると、何となく白っぽい花が咲いているように見えますが、美しいかどうかわかりません。ほとんど匂いもありません。
「どうしてこんなに小さいのじゃ。せっかく咲いても、よく見えないではないか。」
可愛くもあり、腹立たしくもあります。
でも、ランに怒るのはお門違いです。
ランに限らず、花は人間に愛される為にきれいに咲いているわけではないのですから。
あまりにも小さすぎて、人間にはよく見えないこの花の美しさと匂いに魅了されている虫達がいることでしょう。 (D)
「プラティス ステノスタチャ」です。花は、写真の真ん中あたりにあります。
「ドラキュラロタックス」これもかなり珍しいランです。只今、蕾。間もなく開花しそうです。ラン室の後の風除室にあります。
ミュージアムには、税関からの寄託植物があります。写真のランは、正式名称は不明ですが、風ランの仲間の様です。只今、サギ草の様な美しい白い花を咲かせています。ラン室あとの風除室にあります。