地球温暖化とサボテン
2013年08月10日
昨日の宇部市の最高気温は、36.3℃。観測史上最高だそうです。
昨日は、お休みをいただき、草畑になっていた我が家の玄関周りの草取りをしていたのですが、暑いのなんの。
風呂に水を溜めて、冷水浴を繰り返した一日でした。
植物達もこの温暖化はつらそうです。
動物と違って、移動しないで生きる道を選んだ植物達は、生まれた場所でひたすら暑さに耐えるのみです。
もしかしたら、光合成の能力を捨ててもいいから、移動して生きることが出来るような進化を期待しているかもしれませんね。
進化と言えば、サボテンの進化はとてもわかりやすいです。
木の葉サボテン→うちわサボテン→柱サボテン→球形(玉)サボテン→球形(コブ形・イボ形)サボテン→ロゼット形サボテン、と進化していますが、その全てを同時に見ることが出来るのもサボテンの面白いところです。
ときわミュージアムでは、サボテンの進化の最終形と言われるロゼット形のサボテンもあります。
動物に食べられないように地面に張り付き、表皮もコチコチです。これじゃあ、動物も食べる気がしないでしょうね。
刺は退化しています。
進化の歴史を考えると、もっと脚光をあびてもいいようなサボテンですが、その姿はとても地味でほとんど話題にのぼりません。
一応、進化の最終形なのですが、地球温暖化で、さらに進化が必要になるかも知れません。
地球温暖化。
人間にも、動物にも、植物にも大変な問題です。
私にとってさらに問題なのは、この暑さにもかかわらず、全く食欲が落ちず、夏痩せの気配すらないことです。 (D)
色々な進化のサボテンを見ることが出来るサボテン室。正面の山の頂上には、只今ドラゴンフルーツがなっています。
サボテンの祖先「杢キリン」。とてもサボテンには見えませんが、ちゃんと刺もあり、他のサボテンを接ぎ木することもできます。
サボテンの進化の最終形ロゼット形サボテンの「アリオカルプス」です。かなり地味ですね。