暑い夏こそ!
2013年08月07日
今日は立秋。時候の挨拶が「暑中」から「残暑」へと変わっていく時期ですね。
でも、とても残暑という感じではないですね。
例年、この時期に悩まされるのが、温室。
「それでなくても暑いのに・・・」と、入口まで来て、入室されないお客様がたくさんいらっしゃいます。
サウナ風呂のようなイメージを持っておられる方もおられます。
「そんなこと、ないのに・・・」
温室のガラスには遮熱剤がぬってありますので、炎天下の突き刺すような暑さはありません。
そもそもサウナ風呂のような熱さなら植物達が参ってしまいます。
それでも、今夏はたくさんのお客様に入室いただいています。
7月の入室者数は、対前年同月比で、158%、一昨年同月比で211%。
植物達も喜んでいます。
それ故でしょうか、ラン室の踊る植物「マイハギ(舞萩)」は踊り続け、サボテン室では、たくさんの花サボテンの花が夏としては異例の開花、熱帯植物室では、パパイヤ、パイナップル、バナナ、クロガキなどお馴染みの果物にまじってコーヒーノキが例年よりたくさんの実をつけました。
展望デッキでは、ミラクルフルーツもなりました。この実を食べてレモンなど酸っぱいものを食べると甘くなる不思議な果物です。
昨年、約一年間かけて植え替えた展望デッキ周辺の植物達が順調に育ち、背丈も伸びてきました。
相変わらず豪快に流れる大きな滝の音とコラボして、これぞ熱帯地方という雰囲気が出てきました。
冬の熱帯植物室に負けず劣らず、夏も良いですよ。 (D)
昨年、旧ヤシコーナーに植えた植物が大きく育ち、展望デッキが見えなくなりました。熱帯植物室は、こうでなくっちゃと思われる方も多いでしょうね。
熱帯植物室の滝です。時々、熱帯植物室の主役は、この滝かもしれないと思うことがあります。
展望デッキのミラクルフルーツです。この辺りには、シロバナインドソケイ(プルメリア)やブーゲンビレア、ハイビスカス等が咲き、南国ムード一杯です。