主役交代
2013年04月10日
「ヒスイカズラ」「オオバナカズラ」の開花が終りました。「ブーゲンビレア」「ヒメフヨウ」の花も少なくなり、整枝されました。「カエンボク」の花も少なくなりました。「ハイビスカス」も「インドソケイ(プルメリア)」も咲いていません。
大型・花形スター達が舞台から降りた感は否めませんね。
しかし、有難いことに熱帯の植物は断続的に咲いてくれます。
例年通りなら、「ヒスイカズラ」はしばらくして二番花が咲きます。「ブーゲンビレア」もすでに、次の花が少しづつ咲き始めています。
「ハイビスカス」や「インドソケイ」が咲くのもそれほど先のことではないでしょう。しばらくの辛抱ですね。
主役不在の舞台のようですが、しかし、よく見て見ると、素敵な味のある役者達が輝いています。
何と言っても人目を引いているのは「メディニラマグニフィカ(ノボタン科、フィリピン)」の鮮やかなピンクの花序です。
今、花序の先に小さなピンクと黄色の花が咲いています。
昨年仲間入りした「テロペア」も見事な赤い花を咲かせました。同じく「ギンコウボク」も白い花が咲き始めました。
「カンガルーポー(カンガルーの足の意味)」は、先端に小さな小さな花を咲かせています。
待望の「イランイランノキ」も花芽がでています。間もなく黄緑の花が咲きそうです。 花が咲けば、高級香水の原料として使用されるあの素晴らしい匂いを放ってくれることでしょう。
「プレクトランサス」「サガリバナ」「ルリハナガサ」などの足元の花達も次々に花を咲かせています。
しばし、主役交代ですね。 (D)
「メディニラマグニフィカ」。花序の先端にピンクと黄色の小さな花が咲いています。
「テロペア」。あざやかな深紅が印象的です。
「カンガルーポー」。カンガルーの足の爪の部分が開き、とってもかわいい黄色の花が咲いています。