立春
2013年02月04日
節分の日は、「赤鬼・青鬼さん」が、大活躍でした。
鬼さんは、彫刻野外展示場にも出現しました。赤と青の怪しげなものが、のっしのっしと巨体を揺らしながら近づいてくるのを見て、子供達に緊張が走っているのが遠目に見てもよくわかりました。
こんな時、堂々としているお父さんやお母さんを頼もしく思ったことでしょうね。
急遽実施が決まった節分の日の特別企画「赤鬼さんによる温室ガイドツアー」も好評でした。
実施30分前に館内放送でご案内するだけの広報でしたが、毎回10数名の参加がありました。
これも「鬼」のキャラクターとしての底力なのでしょうね。
人気アニメのキャラクターから各都市のゆるキャラなど、色々なキャラクターがイベントなどを盛り上げていますが、日本の伝統的なキャラクターも捨てたものではないことを実感した一日でした。
節分が終われば、立春。
まだまだ寒波の一つや二つは来るでしょうし、なごり雪・忘れ雪もこれからでしょう。
でも、立春という言葉を聞いただけで、どことはなく春の気配を感じてしまいます。
熱帯植物室の植物にも、あちこちに小さな蕾が付いています。
この時期に蕾を見ると、ふと「もう、春だな~!」と思ってしまいます。
でも、これは勘違い。ここは、常夏ですからね。 (D)
突然現れた赤鬼青鬼に子供達は逃げて行きました。
お父さんお母さんが一緒なら安心とわかれば、記念撮影。
熱帯植物室の植物には、今たくさんの蕾が付いています。蕾は、新しい「命」や「生」を感じさせてくれます。写真は、「ピタンガ」の蕾です。ピタンガは、ブラジル原産のフトモモ科の植物です。イチゴに似た香りとカボチャに似た形状の果実がなります。