クリスマスキャロルが流れる ここ には
2012年12月23日
明日は、クリスマスイブ。
この時期、日本中の様々なところで、クリスマスキャロルが流れ、ツリーが飾られ、クリスマスイベントが行われています。
宗教に寛大な国民性がなせるところでしょうね。
信教故の戦争に子ども達を播きこまない国で生きていることを幸せに思います。
ときわミュージアムの館内に流れているBGMも、今はクリスマスキャロル。
個性的な三つの温室で聞くクリスマスキャロルも、なかなか面白いですよ。
植物の原生地の人達が、この時期どのような想いで、どのような暮らしをしているのか、イメージが膨らみます。
ラン室でのクリスマスキャロルは、あまり違和感なく聞けますね。
サボテン室で、巨大なサボテンに囲まれて「ホワイトクリスマス」を聞くのは、完全に異次元の体験です。
熱帯植物室の滝の音が響く中、巨大なバナナの下で、ピラルクを見ながら「きよしこの夜」、なんていうのも不思議な感覚です。
クリスマスキャロルを聞きながら、各温室をまわって感じるのは、クリスマスをお祝いしない人達や国のことも含めて、一つの地球の上で、同じ時間を生きているという一体感でした。
我が家では、24日には、誰かがケーキやフライドチキンを買ってくることでしょう。 その一週間後には、我が家が檀家となっている寺に行って、除夜の鐘をつき、翌日には三社参りをすることになるでしょう。
まさか、「今年も、行きつけのお寺で除夜の鐘」みたいなことを言っている家族はいないだろうな。
きっと、三社参りをした神社に祭ってある神様の名前も知らないだろう・・・。
「ったく・・・!!」 (D)
「ラン室」の花に、クリスマスキャロルは良く似合います。今は、カトレアやデンファレがとてもきれいですよ。
サボテンの原生地以外で、これだけのサボテンに囲まれてクリスマスキャロルを聞くことが出来るところはそんなにないでしょうね。
ピラルクを見ながら、「ママがサンタにキスをした」「ホワイトクリスマス」「きよしこの夜」・・・なかなかイメージが結びつきません。