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6月28日に行われた2019年度第1回ESD研修会(その1,その2)の気づきと感想の補足です。

2019年08月02日

6月28日に行われた2019年度第1回ESD研修会は、宇部市の出前授業の取り組みについて、上下水道局、廃棄物対策課、ときわ動物園から3人の方の話題提供をいただき、色々勉強することができました。

すでに、ESDうべ推進協議会の事務局を努める、うべ環境コミュニティーの3人の方から、以下のうべっくるブログに、それぞれの感想を交えて、概要を紹介しています。
http://ubekuru.com/blog_view.php?id=5184
http://ubekuru.com/blog_view.php?id=5187
http://ubekuru.com/blog_view.php?id=5194

ここでは、自分自身の復習を兼ねた情報の補足と感想を、2つのブログにまとめてみました。

まず、{みずいく」について  上下水道局総務企画課 田中則之さん

水道事業の理解を深めてもらい、市民のみなさんとともに水道を育てていく「水育」
小学校、コミュニティー、イベント等に積極的に出向いていく「水行く」もかねて「みずいく」としている。

「水道水がぶ飲み作戦」のための小学校に配水管から直結した水飲み場を整備する事業(現在10校)
の推進も興味深い。

「みずいく」出前授業については、積極的なセールス活動をしている。
 年度初めに市内24校に依頼文を送付し、だめ押しで電話作戦も行う。 4年生の社会科で、廃棄物、上下水道を学ぶ現地見学時にも、「みずいく」の紹介をするということでした。
その積極的な姿勢には、われわれも学ばなくてはならないと感心しました。

 平成30年度では14小学校で実施した。今年度はこれまでの時点でこれまで10小学校で実施している。
 クイズあり、よく考えられた実験ありで、なかなかレベルが髙いと思います。先生方の評判もよいようです。

以下の質疑もありました。
・水飲み場に配水管から直結するのはなぜか。
→こども達が一斉に蛇口を開いて水を飲むときに水圧が下がらないようにするためである。

次に、ごみ分別等の出前授業として、廃棄物対策課 上田康次郎さんの説明を受けた。

 宇部市のごみの量は、H29年度1029g/人/日、全国平均では、920gで、100g以上多い。
 5枚目の上の表に、「宇部市の環境」から引用するように、燃やせるごみが全体のごみの8割以上を占める。

 家庭系の割合は6割弱である。家庭系の燃やせるごみだけを見ると475g/人/日で、最近この2,3年で25g程度、やや減少の傾向を示している。
宇部市としては、 1人1日あたり100gを3Rによって、減量することを目標としています。

リデュースとしては、ダンボールコンポストの奨励、リユースとしては、こども用品の回収と再利用、リアイクルとしては、古着・古布の回収ウェストしての再利用、廃食油の回収・リサイクル、小型家電の回収などを奨励しています。

 また、100g/人/日のイメージを持ってもらうために、お茶碗1杯のご飯100g、ペットボトル25g、牛乳パック1L 30g、Tシャツ1枚150g、A4コピー用紙25枚で100g、などの目安を示しています。

燃やせるごみのうち、紙40%、生ごみ30%程度ということで、昨年度から始まった風濤やカレンダーなどの雑紙の古紙回収、以前から言われている生ごみの水しぼり、などが奨められています。
食べ物ごみの削減 食べ残しをしない、食品の廃棄量を少なくすることがそもそも重要であり、最近成立した食品ロス削減推進法(2019年5月24日)では、食品ロス削減月間(10 月)を設ける、フードバンク活動の支援など、これから力が入れられるようです。
段ボールコンポスト(リデュース) 昨年度までセルプ岡の辻が資材の販売をしていたが、今年度から採算面からやめることになり、現在、環境衛生連合会と調整中とのことです。

また当然汚れたプラスチック容器包装ごみなど、燃やせるごみにまわればそれだけ、多くなるので、資源ごみ等の分別もしっかりしなくてはなりません。新町と黒石にある資源ごみ回収拠点や、スーパー等の店頭回収にも期待されています。

 H27年度から小学校全校 パッカー車を持って行って、実演したり、分別ゲームを体験させるプログラムが行われている。平成29年度では23小学校で何らかの形でごみに関する環境学習が行われているようです。

説明を受けた後、以下のような質疑応答があった。

・段ボールコンポスト 野菜の栽培まで持って行ってモチベーションが上がる。分解してなくなるという、いい環境学習にもなる。
・他市町との比較のデータもあればありがたい。サービスが行き届いているところではむしろ多めになることはないか。
→事業系が多い町と、そうでないところとかなり違ってくる。後半の指摘はその可能性もあるかもしれない。
・事業系の啓発対策についてはどうしているか。
→有価でリサイクルできることを知らない場合もある。焼却施設での展開状況をみて、指摘するのは効果的である。
・ウェスの不適物の割合は?ポリエステルも大丈夫か。
→ 2,30%位が不適。ポリエステルでもいいが、レースのカーテン、革ジャンや雨合羽などは不可。
・宇部のプラ容器包装は現在どこで処理されているか。
→広島企業である。

なお右下の表は、宇部市の環境政策課が宇部市地球温暖化対策ネットワーク(UNCCA)に窓口を委託している、省エネ・環境教育出前講座の平成30年度の実績をまとめたものである。これには上下水道局の「みずいく」は含まれていない。また廃棄物対策課も12と先述の実績よりは少ないが、UNCCAが窓口として受けた分のみが計上されているということだろう。

おずれにしても、平成29年度にプログラムメニューの充実が図られたにもかかわらす、その他としては実施されたのは環境学び研究所の15回がほとんどであり、ほとんど活用されておらず、なんとかしなくてはならないと思われます。

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