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JICA草の根技術協力事業「典型的な熱帯泥炭地ブンカリス地区における水道水質の改善」

2017年10月12日

JICA草の根技術協力事業「典型的な熱帯泥炭地ブンカリス地区における水道水質の改善」2年次の研修が無事に終わりました。

今回の研修は、水道水に関する水質分析技術の習得に重点を置いたものでした。10月2日から1週間は宇部市広瀬浄水場の分析室でじっくり研修が行われました。

3日の午後の分しか同席できませんでしたが、そのときの状況を紹介します。

過マンガン酸カリ酸性法のCOD測定です。塩素イオンをあまり含まない水なので、硝酸銀の添加は省略されていました。

粒浄化センターでは活性汚泥ばっ気槽の汚泥濃度MLSSを蒸発皿を用いる方法で測定しましたが、ここでは、ガラス繊維ろ紙を用いた、水道原水の浮遊物質(SS)濃度の測定です。

ダム水のSSは7.0mg/l、表流水のSSは5.5mg/lでした。

凝集剤を変えたジャーテストです。液体PACを用いたAが裁量の結果が得られました。Dの結果が一番悪かった原因は不明です。

注目すべきは、模擬原水(黒湯温泉水の20倍希釈液)のE260が、0.30に対して凝集沈殿後はAでは10分の1の0.031に減っていることです。

模擬原水のpHは8.45とアルカリ性であるのに対して、ブンカリスの原水はpH4~5で、色の割にはE260が3.5と高く、また、希釈倍率を変えても直線性があったが、黒湯温泉水は直線性がみられないことなどから、当然のことながら、含まれている腐植質に違いがあります。

pH調整後、現地から送られた粉末PAC(ポリ塩化アルミ)の濃度を変えて凝集実験が行われました。

しかし、これらの実験から、ブンカリスにおいても、凝集沈殿をうまくやれば、塩素消毒前のフルボ酸の濃度はかなり低減できるのではないかと思われます。

現地での実験で是非確認してもらいたいところです。

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