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気候変動のデータさまざまありますね!! トランプ大統領のパリ協定離脱の根拠は??

2017年06月13日

先日の谷和樹先生の「地球温暖化」の授業を参観して、地球の気候変動のデータを自分でも調べてみました。

以前から、紀元前5C、紀元0C、紀元5C、の仏教、キリスト教、イスラム教、日本でいうと9C、12Cの平安仏教、鎌倉仏教などが気候変動とどう関係があるのかといった店に興味があったので、ネットで探していると、成城大学の明石茂生先生の「気候変動と文明の崩壊」という論文がありました。http://www.seijo.ac.jp/pdf/faeco/kenkyu/169/akashi.pdf


また、おそらく明石先生のブログだと思いますが、歴史時代の気候変動と日本、中国の文明の関係性について論じたものもありました。すごく詳しいもので、感心します。http://www.max.hi-ho.ne.jp/sundaymorning10/16abindex.html


下の図はその中で、引用されている、尾瀬沼の泥炭堆積物のハイマツの花粉から気温変動を推定したものです。横軸は時間軸と反対で右に行くほど年代が古いことに注意してください。

この9千年間、気温は変動しながらずっと低下の傾向を示しています。
花粉の情報から、ここまでよくわかるものですね。


その他色々探しているうちに、「地球温暖化はでっち上げ」とするブログがあり、気象学者でもあり、お天気キャスターの草分けのJohn Coleman という人の動画が翻訳つきで紹介されています。
http://golden-tamatama.com/blog-entry-no-global-warming.html

次の図は、その動画中に紹介された最近10年間の地球の平均気温は上昇していないこと、ICPPの予測には恣意が入っているのではと批判しています。

また、スクリップス海洋学研究所の理事長を勤めたロジャー・レベルという科学者が、その後、ハーバード大学に移り、教え子のアル・ゴアに大きな影響を与え、地球温暖化問題に火をつけたが、晩年、グリーンハウス地球温暖化説には慎重に対応すべきであると、 警告の旗を上げたということも紹介されています。

次のグラフは、アラスカの地質学者の David Lappi が発表しているグリーンランドの1万年間の気温変化です。

確かに最近100年くらいは上昇しているようですが、全体的には低下の傾向にあります。

このような情報がトランプ大統領の、米国パリ協定離脱を指示しているのですね。

次の図は、大西洋の堆積物のコアから推定された3千年間の海水面温度の変化を推定した結果です。

先の尾瀬沼の泥炭堆積物からの気温の推定の図を、左右反転させたものと、グリーンランドの気温推定図、さらに大西洋の堆積物のコアから推定された3千年間の海水面温度の変化を、並べて示してみます。

グリーンランドの図の横軸がおそらく氷床の年代を調整していないようなので、斜線で、おおざっぱな概略ですが対応する時期をつないでいます。

他の2つに比べると、尾瀬沼の推定値の最近300年間くらい傾向は、かなり異なっているものの、両者は、ほぼ似通った傾向を示しています。

人為的な影響以外のほかの諸要因(地球の自転軸のずれや太陽の活動等)による、約10万年周期の氷河期、間氷期をあらわすような気候変動からは、確かに寒冷期に向かっている時期ではあるようです。(http://www.ubekuru.com/blog_view.php?id=4520

色々な情報の氾濫の中で、正しい判断をしていくことはそう簡単なことではないですね。

このあたりの疑問については、国立環境研究所の研究者による以下のQ&Aが参考になるのでご参照ください。http://www.cger.nies.go.jp/ja/library/qa/24/24-2/qa_24-2-j.html

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